おはようからおやすみまで、けーすけ(@sanaginagisa555)です。
今回の記事は某ハコの人こと、しむさん(@46sym)のブログから拾ってきたネタです。
パクリじゃないよ、着想を得ただけだよ!!
ということで、今回はRAW現像ナニソレ?って人に向けたオススメ本「作品づくりが上達する RAW現像読本」の紹介でございます。
「作品づくりが上達する RAW現像読本」の良い点・悪い点
良い点1.7つに分けられたシチュエーション
「作品づくりが上達する RAW現像読本」は大きく分けて7つのチャプターに分かれている。
各チャプターは、
- RAW現像を始めよう
- 写真編集の基礎体力作り
- 部分補正で自由を手に入れろ
- 写真タイプ別補正テクニック
- モノクロ写真の仕上げ方
- オールドレンズ向けの補正テクニック
- 印刷とカラーマネジメント
といった具合に分かれている。
RAW現像を始めたばかりという人は、チャプター1から読み始めれば良いし、使っているうちに疑問が出た人はチャプター3から読み始めれば大概の問題は解決するはずだ。
自分の場合は、写真の色収差の補正方法が分からなくて、この本を買ったという経緯がある。
色収差というのは、物の輪郭で起こる色ズレのことだ。この写真で伝われ!!
微妙に紫色になってるのが分かるだろうか?
分からないって人・見辛いって人は自分の写真を見返してみよう、1枚はあるはず。
ないって人は……知らん!
自分はこの謎の紫色にずっと悩まされていましたが、この1冊のおかげであまり悩ませられないように!!
良い点2.シチュエーション別に書かれていること
すべての写真に同じ編集するのかと言うと、そうではないだろう。
被写体が違えば異なる編集を行う。この本はその時のヒントを与えてくれる。
女性ポートレートの場合と、男性ポートレートの場合の現像のしたかとか。桜や梅を撮ったときなど、現像に悩んだときの一助になってくれることに違いない。
良い点3.作例と設定がちゃんと載っていること
これ大事。Lightroomでの設定画面と、作例がきちんと載っている。しかもbefore/afterまで。
何をして、どう変わったのかが分かりやすい。
それに、編集しているときの狙いも明確に設定されているため、どうしてこの設定にしているかも分かりやすい。
あとは、敬遠しがちな各フィルターの使い方も作例とともに載ってあって、どういう時に使うのか、その使い方も詳細に載っている。
良い点4.オールドレンズについても豊富
RAW現像の本で、オールドレンズを使ったときの現像方法についても載ってある。
バブルボケの目立たせ方や、色収差についてなど、オールドレンズあるあるについても触れられているのが、私的にポイント高い。
悪い点1.情報の鮮度
この本はLightroom CC6向けに書かれた本で、現行のバージョンは7.3である。
大まかな使用方法の違いはないが、細かい機能の変更で多少異なることがある。
最新バージョンのこの本が出るまで待つのも良し、いや俺はこれを買うね!って人はそれもまた良し。
個人的には、そこまで大きな変化はないので買っておいたほうが良いよ派である。
悪い点2.ちょっと高い。
本体価格1800円に、消費税8%を加えると1944円。2000円近くするのだ。
その価値があるのは違いないが、そこは個人の考えである。
さいごに
レビュー向いてないわ、私。