おはようからおやすみまで、けーすけ(@sanaginagisa555)です。
昨今、自分のTwitterのTL上では、空前のフィルムブームが来ております。
ある人は中版を、ある人はLeicaを、ある人は写ルンですを。ここ1ヶ月でフィルムユーザーが急増したように思われます。(かく言う自分もその中の1人)
https://sanagi-camera.com/filmcamera/2322
普段遣い用で、TRIP35を購入。そんでもって、次はレンズ交換式欲しいな、とか思って探してたら何やら記憶に引っかかるものが。
どんな写真が撮れるか、今から楽しみ。
操作もだいたい覚えたし、明日にでも試し撮り! pic.twitter.com/gXgJ7aUqby— けーすけ@カメラとさなぎ (@sanaginagisa555) 2017年3月6日
そういえば持ってたわ。しかも1年以上前から。
1年以上の眠りから覚めた、『PENTAX SP』。まずはカメラの性能を見ていきましょう。
about PENTAX SP
ペンタックスから1964年発売された、当カメラ。1964年~1974年の10年間販売され、販売数は約180万台を誇るロングヒットカメラである。販売された数が数なので、今でも中古でよく出回っている。
マウントはM42。オールドレンズを使っている人たちからしたら馴染み深いマウントでしょう。
オールドレンズを収集してる人からすれば、持っているレンズをそのまま使えます。え、めっちゃ良いやん。
購入経緯としては、ヤフオクで安かったので競り落としました。値段などは覚えてませんが、そこまで高くなかったはず……。
だいたい、8000円出せば完動品が買えそうな、手が出しやすいフィルムカメラです。
当時のカメラの魅力といえば、世界初のTTL測光が可能なこと。そして、どのレンズ(広角、標準、望遠)でも正確なことあったという。電池を入れ、『SW』のレバーを上げればTTL測光が起動する。
ただ、今出回っているものの多くは、電池室の液漏れなどで露出計が正確でないことが多いので、動いたらラッキーくらいで良いと思う。
シャッタースピードはバルブ、1秒~1/1000秒。対応フィルムはISO20~1600まで。オールマイティに使えるカメラです。
右のレバーを引くことでフィルムが巻かれ、撮ることができる。撮った枚数もレバーのメモリで確認できる。
ファインダーの視野率は93%と、100%に限りなく近い。実際にファインダーで見たものより、一回り広い範囲が現像から上がってくることになる。
PENTAX SPのクセ
ミラーあるじゃないですか。レバーを引いて、シャッターを切るじゃないですか。
カシャ!
ミラーが下りてこないんですよね。
はい、ただの故障です。
解決策としては、レンズを外してレバーを引いて、ミラーを指で下ろしながらシャッターを切るという力技。
そのうち修理に出すか、自分でオーバーホールしようと思います。
ミラーを下ろすためだけにフィルム1枚犠牲にするのは辛い……。
PENTAX SPの作例
レンズは使用頻度激高なHELIOS-44M-4 58mm F2を使用。フィルムはテスト撮影ということもあって、FUJIFILM 業務用フィルム ISO10024枚でパシャパシャしてます。
このテイストを意図的に出していきたい。
さいごに
比較的容易に、そして安価に手に入れられる『PENTAX SP』
オールドレンズ沼に使っている方々はぜひとも手にとっていただきたいものである。