おはようからおやすみまで、けーすけ(@sanaginagisa555)です。
人間、やっぱり安くで出品されていたら、ついつい買っちゃいそうになるんですよね。普段でもブラインドショッピングをしていて、〇〇%OFF!とか〇〇セールとか、とにかく、セールという言葉があると、つい目で追ってしまいますよね。
それはレンズの時でも一緒で、相場よりも安くでレンズが売られていたら、お財布と相談して、家にお迎えしちゃしますよね? しますよね?
というノリで、買ってしまったのが今回の主役、『Meyer-Optik-Domiplan 50mm f2.8 M42』です。
そもそも『Meyer-Optik-Domiplan 50mm f2.8 M42』って?
ドイツのカメラメーカー『Meyer(メイヤー)』が出したのが、今回の『Meyer-Optik-Domiplan 50mm f2.8 M42』です。
ちょうどこの頃のドイツと言えば、第二次世界大戦が終わり、冷戦時代に入っていた頃です。
蔑称として、『駄メイヤーのゴミプラン』と呼ばれている当レンズですが、実際のところは当時の東ドイツに対するイメージ(共産主義)から来ているものかなと思います。
『Meyer-Optik-Domiplan 50mm f2.8 M42』は『トリプレット』と呼ばれる、3群3枚のレンズで構成されています。『トリプレット』はボケが『シャボン玉』のようになることでも有名です。
『バブルボケ』で有名なのは『MeyerOptik Trioplan100mm F2.8』ですが、コイツは高すぎて手が出ない……。
つまり、別にダメな子じゃないよ! 残念な子だけど!(詳しくはのちほど)
入手経緯
『セカイモン』でテキトーに『M42マウント』のレンズを探していると、見つけたのがこのレンズ。
お値段もお手頃で、4610円+送料2316円……送料高い……。で、早速使おう! としたら、実は『For Repair』の商品……つまり修理用の商品だったわけで……。
そこら辺の見落としに、ホント注意だなと思いました。
なので、ネットでオールドレンズを修理してくれる業者さん(出品者のひとりごと・・)を探して、直してもらったのがこのレンズ。(修理費3000円、たぶんお得)
なので、トータルで1万円くらいの買い物だったということですね、はい。
タイトルにもある通り、『Meyer-Optik-Domiplan 50mm f2.8 M42』は安く、『ドイツ版ebay(セカイモン)』で探すと、3000円から7000円くらいで買うことができます。
比較的安価で、面白い写りをするので、飛び道具としてオススメの1本です。
『Meyer-Optik-Domiplan 50mm f2.8 M42』の良いトコロと悪いトコロ(作例)
良いトコロ
まず、良いトコロは、安いこと、よく出回っているので入手がしやすいこと、ですね。
じゃあ、写りはどうなの、ということで、以下作例です。
近所に咲いていた足元の花をパシャリと。色彩はそんなに悪くないかも。若干、収差が起きてるような気もしますが、写りとしては良い感じですね。
というわけで、お次は『バブルボケ』を。
ピントは何処へ……。後ろに光源があれば、このようにシャボン玉ボケが発生します。今回は木漏れ日を光源にしてますね。
あとは、個人的にはゼブラ柄がおしゃれポイントが高いので、良いトコロに含ませてもらいます。
悪いトコロ
焦点距離が長めで、約75cmです。なので、被写体に一歩踏み込めない、というのが悪いトコロかなと。
それ以外の悪いトコロは……今のところ見つからないですね!
終わりに
結論からして、『Meyer-Optik-Domiplan 50mm f2.8 M42』は安くて駄目なレンズではなく、安くてちょっと残念なレンズ! ということでした。
『駄メイヤーのゴミプラン』という蔑称を見た時は、本当に大丈夫か? と思いましたが、そんな事を気にさせない程の実力をこのレンズは持っています。
『バブルボケ』を撮ってみたいあなた! このお買い得なレンズをどうぞいかが!
ということで、今回もこれで終了でございます。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。